2023/01/13 20:49
愛知県豊橋市は次郎柿生産量日本一の産地です。
柿農家は冬に枝を切って整理する剪定作業を行い沢山の廃棄枝が出ます。
*1つの畑で毎年このぐらい。我が家だけでもこの30倍程。豊橋全体では2000倍程出ていると考えられます。
我が家では粉砕機にて処理していますが、このチップを有効活用出来ないかと考えました。その中で知り合いのきのこ農家さんの仕事場を見に行く機会があり、きのこをつくる菌床がおがくずから作られることを知りこれに使えるのではないかと思いました。
調べてみると果樹の木を使用した事例はある様ですが詳しいデータはなく試験していくしかありませんでした。
現在、きのこ農家さんと協力しながら試験栽培を行っています。おがくずの粉砕の大きさや菌床に混ぜる割合などを試しています。
またこの菌床への利用の他にもTOWINGさんという会社と炭として活用できないかという検討も行っています。
豊橋の柿農家は多くが枝を野焼き処分しています。今後豊橋北部の開発に伴い野焼きが難しくなると思います。
また数年前に野焼き中に火に囲まれおばあさんがなくなる事故も起こっています。
野焼きがなくなるためにも有効活用の道を探っていきたいです。
いつかは柿農家さんが枝でも収益をあげれたら良いなと思っています。
ECOな取り組みとして豊橋の次郎柿がもっと知られたら面白いとも思っています。
長く険しい道のりです。頑張ります!