2017/11/16 17:33

次郎柿の収穫が残りわずかになって気が抜けたのか家族3人風邪をひき、風邪薬と栄養ドリンクを大量摂取して畑に繰り出しています。


前回、作った物を直販していきたい!という話をしましたが今回はJAの組合員としての話を。

豊橋は次郎柿の生産量が日本一で400件近い農家が農協に出荷しています。


毎晩この選果場に荷を持っていき選果機にかけられ品質、大きさ別に分けられ全国に発送されます。

このようにたくさんの農家の農産物を集め品質を揃え量をまとめて販売することを共販と呼ぶようです。

選果機を通り信頼できるものを量をまとめて共販することで個人で市場に出荷するよりも高い値段で販売できるということです。農産物の産地と言われるところはこのようにたくさんの農家で共販することで価値を高めているようです。

次郎柿の産地である豊橋ですが柿農家は年々減っています。共販する農家にとっては組合員の減少は大きな問題です。

選果機は工場の生産ラインようなものでとても高額です。この機械代は農家が少しずつ負担しているのでの農家の減少によりこの負担が大きくなります。また量が減ることで品質が保てなくなったり、大きな取引の交渉が出来なくなったするようです。

JA共販する農家にとって同じ作物を作る農家はライバルではなく仲間なのです。


近年JAは色々叩かれていますがJA共販により成功している産地もたくさんあります。その1つが僕がみかん栽培を勉強している地域のJAみっかび。またみかんの収穫をし始めたら詳しくかきます。