2017/05/28 12:59

しげはら農園 繁原大樹です!


新米農家の僕ですが「農家になって柿作ってます。」と話すと「柿って秋だろ!ほかの時期暇だろ。」ってよく言われます。

確かに庭先で全く手入れしてない柿の木でも柿の実がちゃんとなってたりしますね。

でも綺麗でおいしい品質のいい柿を作ろうと思うと1年中たくさんの仕事があるんです。

そんな僕たち農家が収穫の時期以外にどんな仕事をしているのかブログを通して紹介していきたいと思います。農家並みの知識をつけてあわよくば我が家の仕事を手伝ってもらおうというシリーズです!笑


というわけでシリーズ①は柿の摘蕾(てきらい)作業です。

今の時期柿は蕾から花が咲き小さな実になるところです。一ヵ所にたくさん着いてしまった蕾を減らす(間引く)のが摘蕾(てきらい)になります。厳密にいうと花や実になっているものもあるので摘花や摘果(てきか)でもあるんですが親や近所の農家さんも今の時期は摘蕾っていってるのでまぁ摘蕾ってことにしましょう!笑

こんな感じでたくさん着いてる蕾を1枝に1つ、形が良くて大きなやつを選んで残します。(矢印のやつがいい感じ)

こんな感じになります。この作業収穫より取る数は多いし形やなってる場所を確認しないといけないのでじつは収穫より大変なんです。でもこの作業を怠ると栄養が分散して大きくならなかったり、後に木が実をたくさん落としてしまったりします。子育て放棄ですね。

形をよく見ると三角形や五角形のものもあったりします。
ということで最近はこの摘蕾をせっせと行っています。
今後も柿やオクラ、みかんに加えて家庭菜園の野菜たちの様子も更新していきたいと思いますのでぜひ暇つぶしにご覧ください!!
読みづらかったり誤字脱字も多々あると思いますが栽培技術とともに文章力の成長にも期待してください!